恐れるなかれ

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ヒューストン・アストロズのサイン盗み前後比較

アストロズのサイン盗み疑惑から2ヶ月近く経とうとしているが、検証動画や証言などで鎮火の気配がない。

www.nikkansports.com

 

2019年のアストロズワールドシリーズナショナルズに敗れたとはいえ、レギュラーシーズンを107勝55敗と圧倒的な力を見せつけた。

 

主な選手の成績は素晴らしいものばかり。

【打線】
中 スプリンガー .292 39本 096打点 OPS0.974 
二 アルトゥーベ .298 31本 074打点 OPS0.903 
左 ブラントリー .311 22本 090打点 OPS0.875  
三 ブレグマン     .296 41本 112打点 OPS1.015 
アルバレス     .313 27本 078打点 OPS1.067 
遊 コレア            .279 21本 059打点 OPS0.926 
一 グリエル        .298 31本 104打点 OPS0.884  
捕 チリーノス    .238 17本 058打点 OPS0.790 
右 レディック    .275 14本 056打点 OPS0.728 

【先発】
34試合 223.0回 21勝6敗 防2.58 バーランダー
33試合 212.1回 20勝5敗 防2.50 コール
33試合 208.2回 18勝5敗 防2.93 グレインキー
33試合 167.1回 14勝6敗 防3.98 マイリー
22試合 091.0回 07勝6敗 防3.96 ピーコック

 

グリエルがこの打線に名前を連ね、しかも素晴らしい成績を残しているのを見てなんだかうれしくなったりしたもんだ。

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が、これが不正をした結果となるとかなり見方が変わる。幻滅だ。

アストロズは球団初の世界一に輝いた2017年から球団ぐるみサイン盗みを行ったとされており、当時の選手からの証言や隠しカメラで撮影している証拠が続々と出てきている。

 

実際の成績で2017年前後のチーム三振数と本塁打数の推移を調べてみた。
本塁打は2015年に230本打ち2017年と大きな差はないが、かなりの右肩上がりの曲線を描いている。

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また本塁打よりも三振数のデータが非常に気になる。2017年を境に一気に三振数が減っている。激減という方が適切か。
狙い球が分かればタイミングをずらされることも減るだろうし、余裕を持って打席に立てる。


これはやってるでしょうね。こんなに減るかしら三振数。アストロズの見解と検証結果を待つ。