恐れるなかれ

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カンザスシティ・ロイヤルズ MLB2020戦力分析 ~ア・リーグ/中地区~

昨季大敗も大きな戦力底上げはなく今季は100敗回避できれば御の字か。

不可解な采配がご愛敬のネッド・ヨスト監督が掲げる機動力野球で再建中のどのチームよりも特色はあったが、終わってみれば59勝103敗と2季連続で100敗と低迷。オフには新オーナーになり新しく生まれ変わると思いきやGMのムーアはクビにならず。このムーアが頭が固くトレンドやデータを取り入れた編成をしない。下位低迷のボトルネックはGMなのではと思えてくる。

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投手陣

今季の先発ローテーションは昨季二桁勝利者がなしの貧弱振りで光がまったく見えません。またブルペンも出戻りのグレッグ・ホランド他数名加入したが、あきらかに全盛期は過ぎており帳尻合わせの補強は見て明らか。
すこぶる人材難です。

 

打撃陣

昨季はリーグ2位の盗塁数117個を記録し地区4位に終わったが特徴は見せた。
またホーヘイ・ソレーアが突如覚醒し昨季48本塁打で本塁打王に。また2度の盗塁王のウィット・メリーフィールドがリーグ1位の206安打を放ち、今季も中心選手としての働きが期待されています。しかしこれをいった補強もなく打線も人材難と深刻。なんのためにオーナー変わったんかい!と。

ただ今季の話とはずれるが、開幕が不透明な中、各球団がマイナー選手を解雇した。
ダイヤンモンドバックス、ヤンキース、マリナーズ等。
球団は現在無収入だが、マイナー選手の手当ては支払い援助を続けたが、財政が逼迫し人員整理に着手せざるを得なくなった。
しかし、ロイヤルズはマイナー全選手に対して全額保証することを発表。この行動が称賛されている。投手陣、打撃陣と人材難で今季も下位低迷は確定的なシーズンとなりそうだが、この保証で救われたマイナー選手が数年後、
『俺はロイヤルズに救われた!あの時他球団はマイナー選手をクビにした!だけどロイヤルズは俺らを見捨てなかった!今こそ恩返しをする番だ!』
なんつって、ばりばり活躍してくれる選手がたくさん出現することを祈って…。
なんかロイヤルズの数年後を見たくなってきたなぁ。