恐れるなかれ

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アリゾナ・ダイヤモンドバックス MLB2020戦力分析 ~ナ・リーグ/西地区~

ビッグネームはいないが穴のないチーム力で巨大戦力のドジャースに立ち向かう。接戦を拾い、狙うはワイルドカードでのPS進出。

昨季は主砲のゴールドシュミット、ポロック、コービンをFAで欠き、夏場には絶対的エースのグレインキーを放出。再建モードに入ったシーズンだったが、戦前の予想を裏切り地区2位と大奮闘。同地区にはドジャースという絶対的存在がいるため優勝は難しいがワイルドカードでのポストシーズンは十分狙える陣容だ。

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打撃陣

チームとしての特徴は、打撃・走塁・守備・投手のチームデータがリーグの中位~上位と安定しており大きな穴がない。打線は核弾頭タイプのS・マルテをパイレーツから獲得。K・マーテイの『二人のマルテ』が1・2番に入る。K・マルテは昨季リーグ2位の打率と32本塁打と覚醒。今季も期待大。
またエデュアルド・エスコバー(昨季35本塁打)、クリスチャン・ウォーカー(昨季29本塁打)、コール・カルフーン(昨季33本塁打/エンジェルスより移籍)と長打を打てる選手も揃っており、今季もビッグネームはいないが大きな弱点がない。

 

投手陣

ジャインアンツから通算119勝左腕マディソン・バンガーナーが加入。昨季は防御率3.90と自己最低の数字に終わったが通算防御率は3.13と高い。また怪我に強く長いイニングを投げれるところも持ち味でバンガーナー加入のメリットは非常に大きい。
昨季12勝のロビー・レイに昨季GG賞のマイク・リークと続き、昨夏に加入し安定感抜群の投球を見せたザック・ギャレンなど駒は揃っている。
気になるのはブルペン陣でヘクター・ロンドンやジュニア・ゲラを迎え入れたが少し弱い。いかに抑えのアーチー・ブラッドリーに繋げるか。

移籍組と若手が融合し総合力で接戦を拾っていけば、ワイルドカード進出も十分狙える戦力。組織力で巨大戦力へ立ち向かえ!