恐れるなかれ

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ミルウォーキー・ブルワーズ MLB2020戦力分析 ~ナ・リーグ/中地区~

主力の顔ぶれが変わった球団初の3年連続ポストシーズンが掛かる今季。
酷使されたブルペン陣の疲労も気になるところ。

昨季は89勝73敗で地区2位となり2年連続でポストシーズンへ進んだ。
ただ得失点差は僅かに+3と昨季+95より悪化。主力の大半が入れ替わり新たなシーズンへと向かう。

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投手陣

頼りなかった昨季の先発陣にブレット・アンダーソン(昨季13勝3.89)、牽制球の鬼エリック・ラウアー、昨季韓国で20勝MVPのジョシュ・リンドブルームが新たに加わった。
素質は一級品のブランドン・ウッドラフが昨季11勝と殻を破りつつあり今季も期待できる。ただこれらの補強では先発陣が明確に底上げできていないのは事実で不安もある。
ブルペンは流動的ながら中継ぎには昨季好投したブレント・スターが控え、抑えにはジョシュ・ヘイダーが君臨。後ろはそうは心配はない。

打撃陣

グランダル(昨季本塁打28本OPS.848)、ムスタカス(同35本.OPS845)、セームズ(同25本OPS.851)の長打が打ての3人が抜け、クリスチャン・イエリッチにさらなる期待が掛かる。昨季デビュー後84試合で19本のケストン・ヒウラも打線の中軸として期待される。
ここに新加入のオマー・ナルバエズ、アビザイル・ガルシア、ルイス・ウリアス、ライオン・ヒーリーなどがどこまで活躍できるか。

 

ミルウォーキーに移転して50周年となる記念の年。選手の大半が新しくなり、ユニフォームもロゴも何もかもが新しくなった今シーズン。リーグ屈指の大混戦が予想されるが50周年に花を添えることができるか。