3年連続最下位は確定的だが、再建計画はこれから前進させるフェーズへ。
来季へ繋がる1年に。
昨季は105敗を喫し戦前の予想通り地区最下位となった我らのマーリンズ。
観客動員数ワースト1位、年俸総額ワースト2位と、お金もない人気もないため、オフの補強も身の丈に合った動きに終わった。
しかし、ジーターCEOが推し進めたファイヤーセールは完了しており、あとはそれと引き換えに獲得した有望な若手達を上手く成長させていく段階。
今季は何人かの若手が活躍し来季以降の希望が見えてくれば御の字か。
あとは加藤豪将がレギュラー取ってくれれば最高ですなんて下書き段階では書いてはいたが、日本時間29日にメジャー登録の60人枠から外れたとのこと。
弱小マーリンズで60人枠に入れないとはやはりMLBの壁は相当高いのか…。まだチャンスはあるはずだ…。ファイトだ加藤…。
投手陣
昨季リーグワースト3位の防御率に終わった投手陣だが、若く有望な投手が揃っている。
・33被本塁打はリーグワーストも前半戦は防御率3.46と大健闘のケイレブ・スミス
・2完封と14敗は共にリーグ最多のロマン型サンディ・アルカンタラ
・一発病に苦しむもMLB.comの復活候補として名前も上がるエリーザ・ヘルナンデス
・昨季デビューからいきなり3連勝完成度の高い日系三世ジョーダン・ヤマモト
これからの選手ばかりだが先発の柱になるような活躍をしてくれる投手がこの中かから出てくれば球団としは本望のはず。
またドミニカ出身右腕でペドロマルティネスと比較される球団の将来を託されたシクスト・サンチェスが後半戦にもデビュー予定と明るい話題は多い。
ただ計算できる投手や層が薄いのは否めず多くは望めないだろう。
打撃陣
昨季リーグワーストに終わった打撃陣にはMLB7年で202盗塁と長打も打てるジョナサン・ビアー、昨季OPS.904コリー・ディッカーソン、18年35本塁打も昨季は不振のヘスス・アギラなど、長打力が武器の選手が加入。また加藤豪将は内外野どこでも守れるため出場機会は多そう。
他最近の数年間でデビューした若手野手達が新たに着任したジェームズ・ローソン(昨季ツインズはローソンの指導でMLB新記録の本塁打数を記録)の下、覚醒されるか注目されている。
今季も負け続けるだろうがそれも計算通り。有望株の成長を止めず見守り続けるしかない。数年後必ずMLBの主役に躍り出ることを祈って…。頑張れマーリンズ。