恐れるなかれ

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電気未経験のおじさんが第一種電気工事士に一発合格 おすすめテキストや実際の勉強方法・独学・勉強時間をお伝えします

電機未経験でも第一種電気工事士は一発で合格できます

私は高校も普通科文系出身で電気の知識(オームの法則をなんか聞いたことあるな…程度)はまったくありませんでした。そんな私でも第一種電気工事士に一発で合格できました。しかも94点(合格点60点)という高い点数を獲得できました。

これから受験する方の参考になればと思い、勉強期間、時間、勉強方法や注力するポイントなどを解説していきたいと思います。 

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第一種電気工事士の筆記試験概要をチェック

試験時間:120分

解答方法:マークシート式(4択)

問題数:50問(1問2点)

合格ライン:60点(満点は100点)

つまり50問中20問は間違えてOK!30問正解できれば合格です。満点に越したことはありませんが、30問さえ正解すれば良いのです。

 

 

これさえやっとけば大丈夫!最短近道の筆記試験勉強方法

過去問題集を買って問題を解きまくる。
第二種電気工事士試験と同じですが筆記試験対策はこれに尽きます。
逆にこれ以外はしなくて良いです。してもより理解は深まりますが、試験合格するには過去問のみでOKです。はっきり言いきれます。

過去問題集は過去10年間分の問題が全てが掲載されています。例年の試験出題傾向は過去問題を少し変えてたり、まったく同じ問題が出るなんてこともザラです。過去問を解くと2年連続同じ問題が出てたり、4年前と似た問題等の気付きが多々あります。

最初は分からなくて当然ですので答えを見て解答していけばOKです。それを繰り返していくうちに次第に理解ができます。

60点で合格ですが、それだと余裕がないので70~80点がコンスタントに取れるくらいになればもう大丈夫なはずです。

※個人差があるので自分に自信が持てるまでやりましょう


勉強時間に余裕のある方は過去問にプラスして、過去問集に記載してあるポイントまとめや解説なども理解するのをオススメ致します。『参考書をノートにまとめる』みたいなことも一切不要ですが、第二種電気工事士とは違い、知識は多く入れておいてください。とにかく過去の問題集を解くことに全ての時間を費やせば必ず合格できます。

 

色んな出版社から過去問集は販売されています。選ぶ判断基準はそれぞれですので好みの物を選べば間違いないと思いますが、私は見やすさや、友人や口コミなどを参考にしてオーム社の過去問集にしました。どれを買って良いか分からない方はこちらを買ってみて下さい。

  

点数を獲得するポイント

暗記問題で大半の得点を取る。
筆記試験問題は全50問で正解30問以上(1問2点)の60点以上で合格です。
その50問のうち暗記をすれば解ける問題が30~35問前後毎年出題されてます。これだけでなんと合格ライン近くまで届きます。計算問題が15~20問程度あります。全て捨てるのは不合格の可能性が高まるので計算が苦手な人は解ける問題のみ確実に解いて確実に点を取っておきましょう。

 

筆記試験のトータル勉強時間

合計130時間程度(1日約1時間で4ヶ月)は必要です。第二種電気工事に合格している方や電気の基礎ができている方は70~100時間程度でも十分かと思います。
私は約130時間強勉強して94点で合格できました。合格点は60点以上なので上出来です。点数が良いからといって何かがプラスされるわけではありません。

また一夜漬けで合格したという書き込みもたまに見かけますがほぼ不可能と思っていて良いと思います。恐らくそれなりの基礎や学力がある方限定です。

 

 

技能試験対策について

筆記試験に合格したら約2ヶ月後に技能試験があります。
技能試験の勉強の方法は
①専門学校や民間企業が行っている講習会に参加する
②独学で行う(ネットや知人から学ぶ)
私は①にしました。筆記も独学だし技能も独学でいけるんではと思ったのですが、工具の使い方も知らない素人の私にはまず無理でした。
時間と手間が掛かって良い方は②でも出来るとは思いますが、圧倒的に①をオススメします。

まず道具(ドライバーや電線や器具などの材料)や公表問題記載の参考書が必要です。ネットでポチっとすればすぐ買えますが、ただその材料を使い図面通りに作業を行うのですが、独学では図面も読めないし作業の仕方も分かりません。
時間があればYouTubeなどを参考にしながらなんとかできるかもしれませんが、相当時間が掛かると思います。

講習会だと工具も無料で貸し出ししてくれますし、参加費用に参考書代も電線や器具などの材料代も含まれているので余計な心配がないのもメリットです。

ちなみに費用は1日6時間講習×4日間開催で全て込みで約35,000円でした。
地域や講習内容によってバラバラとは思いますが、参考書代、工具代、材料代、講義代など含めると全然安いと思います。事前に参考書など購入した方は割引などあるかも知れないので、チェックしてみて下さい。

テキストは口コミや知人からのアドバイスを元にオーム社のテキストで勉強を行いました。自分に合うものを選べば良いと思いますが、迷っている方はオーム社で良いと思います。

 

試験本番は工具も必要です。量販店やホームセンターなどで一個一個選んで購入しても良いかもしれませんが、工具の買い忘れや、微妙に規格が違うものあったりするので、迷わずセットで購入して下さい。

 

 

技能試験本番の感想

技能試験は60分(第二種は40分)あります。やることは多いのですが順調に行けば時間は余りますので、急がず落ち着いて作業をするのをオススメします。試験本番時は会場によって広さや机の形も違います。私はとある大きな文化施設が試験会場で机も広く、工具や電線が少々広がっても十分なスペースがあり作業も楽々でした。


ちなみに試験当日のおまけ話。第二種電気工事士には登場しない下図赤点線枠のKIP線。試験残り時間10秒位で私の横のベテラン風味の方が手で触りながら最後のチェックを行ってた時に、この部分がボロッと外れてしまいそのまま試験終了。当然試験官も見逃してくれるはずもなく…。この方は恐らくですが不合格でした。線が太く非常に扱いづらいため、端子台にはこれでもかという位に締め付けましょう。また終了間際ギリギリのチェックはやめましょう(何かあった時に対処のしようがないです)

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赤点線枠がKIP線と端子台の接続部分。このKIP線の締め付けが少しでも緩いと悲劇が起こる…。

 

 

まとめ

とにかく過去問を何度も解く
計算問題が苦手な人は暗記問題に集中
勉強時間130時間は確保する
技能対策に申し込む

勉強方法と合格までのイメージがぼんやりでもついたら幸いです。
文系出身で初心者の私がこの方法で合格ができました。是非頑張って下さい!