恐れるなかれ

野球、MLBを中心にスポーツ全般、あとは観光などの雑記ブログです。役に立たないかもしれないが、真面目に独自目線で記載していきます。どうぞよろしくお願いいたします。

初心者の私でも受かった第二種電気工事士試験に合格する勉強方法・勉強時間・テキスト 独学で短期間で行った方法をお伝えします(一夜漬けは無理です)

初心者未経験でも第二種電気工事士は一発で合格できます

私は高校も普通科文系出身で電気の知識(オームの法則をなんか聞いたことあるな…程度)はまったくありませんでした。そんな私でも第二種電気工事士に一発で合格できました。しかも92点(合格点60点)という高い点数を獲得できました。(その後第一種電気工事士も一発で合格)。

これから受験する方の参考になればと思い、勉強期間、時間、勉強方法や注力するポイントなどを解説していきたいと思います。

 

f:id:sportsmeikan:20210515155626j:plain

 

 

第二種電気工事士の筆記試験概要をチェック

試験時間:120分

解答方法:マークシート式(4択)

問題数:50問(1問2点)

合格ライン:60点(満点は100点)

つまり50問中20問は間違えてOK。30問正解できれば合格です。満点に越したことはありませんが、30問さえ正解すれば良いのです。

 

 

これさえやれば大丈夫。最短近道の筆記試験勉強方法。

過去問題集を買って問題を解きまくる。
筆記試験対策はこれに尽きます。逆にこれ以外はしなくて良いです。過去問題集以外をしてもより理解は深まりますが、試験合格するには過去問のみでOKです。はっきり言いきれます。

どの過去問題集も過去10年間分の問題が全てが掲載されています。例年の試験出題傾向は過去問題を少し変えてたり、まったく同じ問題が出るなんてこともザラです。過去問を解くと2年連続同じ問題が出てたり、4年前と似た問題等の気付きが多々あります。

最初は分からなくて当然ですので答えを見て解答していけばOKです。それを繰り返していくうちに次第に理解ができます。

60点で合格ですが、それだと余裕がないので70~80点がコンスタントに取れるくらいになればもう大丈夫なはずです。

※個人差があるので自分に自信が持てるまでやることをオススメします。


私がそうだったのですが、未経験の方は電気の知識がないから参考書を買って基礎を固めがちですが、それだと長い時間を要してしまいます。『参考書をノートにまとめる』みたいなことも一切不要です。とにかく過去問を解くことに全ての時間を費やしてください。

色んな出版社から過去問は販売されています。選ぶ判断基準はそれぞれですので好みの物を選べば間違いないと思いますが、私は見やすさや、友人や口コミなどを参考にしてオーム社の過去問集にしました。どれを買って良いか分からない方はこちらを買ってみて下さい。

 

 

点数を獲得するポイント

暗記問題で大半の得点を取る。

筆記試験問題は全50問で正解30問以上(1問2点)の60点以上で合格です。その50問のうち暗記をすれば解ける問題が35問前後毎年出題されてます。これだけでなんと合格ラインまで届きます。毎年15問前後は必ず計算問題があり、変な話しここを捨ててる人も結構います。計算が苦手な人は暗記問題で確実に点を取っておきましょう。ちなみに私は通勤電車の中で毎日2個覚えていました。たった1日2個です。1か月後には60個覚えています!

 

 

筆記試験のトータル勉強時間

合計100時間程度(1日約1時間で3ヶ月)は必要です。
私は約100時間勉強して92点で合格できました。合格点は60点以上なので上出来です。点数が良いからといって何かがプラスされるわけではありません。なので100時間あれば十分です。"一夜漬けで合格した"という書き込みもたまに見かけますが初心者はほぼ不可能と思っていて良いと思います。恐らく電気の知識がある方や過去に受験された方だと思いますので、約100時間は確保をして下さい。

 

 

合格するための点数獲得イメージ

60点以上が合格なのでそれを取るためのイメージです。
①計算問題で2点
②暗記問題で58点
③4択のマークシートなので正解が分からなくても2択くらいまではいけるはずなので日ごろの行いで4点

これで64点。おめでとうございます。合格です。
ざっくりすぎますけど暗記問題をしっかり押さえてさえしまえば、割と合格のイメージ湧きませんか?逆に計算問題が最低でも1~2問正解できないと苦しくなります。

 

 

技能試験対策について

筆記試験に合格したら約1ヶ月~1か月半後に技能試験があります。技能試験を合格すれば晴れて免状の取得になります。

まず技能試験は一般財団法人 電気技術者試験センターから、技能試験候補問題が公表されます。そこにある13の候補問題のなかから試験当日に1問出題されます。ですので、この13問をすべてできるようになり、試験当日にどの問題が来ても対応できるようにしておく必要があります。
技能試験対策問題集を購入しましょう。
私は口コミを見てオーム社のを購入しました(正直なとろこ、どの出版社で購入しても内容に大差はないと思います)。どの出版社にするか迷っている方はオーム社をとりあえず買っておけば間違いありません。

 

 

工具も必ず必要です。量販店やホームセンターなどで一個一個選んで購入もできますが、工具の買い忘れや、誤って規格違いのものを購入する可能性があるためオススメできません。セットでサクッと購入して下さい。工具セットも色んなメーカーから出てますので好きなメーカーのを購入すれば良いのですが、HOZAN社の工具セットが人気があるようです。

 

 

技能試験勉強方法

公表問題集にある13問をとにかく何度も繰り返して作る。何度も!何度も!

最初はテキストをみながら作れば大丈夫です。何度も失敗してください。時間もオーバーしまくってください。これを13問全て何度も繰り返します。作っては壊して作っては壊してです。試験時間は40分ですので30~35分位で完成できるようにペースを確認します。40分ギリギリ完成は危険ですので、できれば35分以内で完成を目標に頑張ってください。残5分で配線や各所の見直しに充てることができます。

 

技能試験の勉強の方法は大きくは下記の二つです。

①専門学校や民間企業が行っている講習会や通信講座に参加する
②独学で行う(動画サイトや知人から学ぶ)

どちらが良いとかはありませんが、私は①の方法で勉強しました。
最初は筆記も独学だし技能も独学でいけるんではと思ったのですが、工具の使い方も知らない初心者の私には無理でした。最寄の電気専門学校の講習会に参加をして技能対策勉強を行いました。

この講習会のメリットデメリットは
▼メリット
・講師がいるので分からないところがあればすぐに聞ける
・公表問題集や材料代、講義代などすべて揃っている

▼デメリット
・費用は約40,000円(まぁまぁ高い)
・1日6時間講習×4日間開催と拘束時間が長い
・集団受講のため、自分のペースでできない

 

独学で行うメリットは

▼メリット
・自分のペースでできる
・費用が安い

▼デメリット
・公表問題集や材料などすべて揃える必要がある
・独学なため覚えるのに時間が掛かる

 

など、自身の性格や生活リズムに合う方を是非選択して技能対策を行って下さい。

最近発見したのですが、電気工事士技能試験に臨む際、その練習を行う受験者向けに「電気工事士技能試験練習用材料セット」を購入するのではなく、レンタルするサービスがあることを知りました。一応リンク貼っておきます↓↓

 

公表問題集の材料って13問もあるので完成した後、大量な電線やコンセント器具などを処分するのですが、プラや可燃や不燃などに分ける手間がめちゃくちゃ掛かるんです。このサービスは作ったあとはそのまま返送して良いかなりエコなサービスなんです。

面倒くさがりな方や自分のペースでしっかり練習したい方にはかなり向いているかと思います。また費用も講習会を受けるより遥に安く抑えることができますので気になる方はチェックをしてみてください。

金額も1回分7,800円~と手を出しやすい価格帯。腕に自身がある方は1回分で十分で、何度もトライして万全にしたい方は3回セットの量くらい必要かと思います。

 

技能試験本番の感想

試験本番時は会場によって広さや机の形も違います。私はとある大学が試験会場だったのですが、まぁ机が狭く、また傾いた仕様の机で工具類がコロコロ転がって不便でした。
あと周りは作業着の人や熟練ベテラン勢も多く、てきぱき作業をしているのが横目に入り圧倒されて焦りますが、周りに流されずに集中していきましょう。
試験時間40分が以外と短い。練習の時には30分で終わらせる癖をつけとくことをオススメ致します。

 

 

まとめ

とにかく過去問を何度も解く
計算問題が苦手な人は暗記問題に集中
勉強時間100時間は確保する
技能対策に申し込む

勉強方法と合格までのイメージがぼんやりでもついたら幸いです。
文系出身で初心者の私がこの方法で合格ができました。是非頑張って下さい!

 

ちなみに
その後第一種電気工事士と消防設備士甲種4類にもチャレンジし同じく一発で合格したのですがその時もオーム社の参考書を使用しました。その勉強方法などはまた次の機会でお伝えできればと思います。