恐れるなかれ

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ボストン・レッドソックス MLB2020戦力分析 ~ア・リーグ/東地区~

ベッツを放出し転換期を迎えたレッドソックス。ライバルのヤンキースとの戦力差が明らかな今季はワイルドカード狙いか。

2018年ワールドシリーズ制覇から一転、昨季は地区3位に沈んだ。今季はリング奪還のシーズンにしたいところだが生え抜きのスター選手ムーキー・ベッツを放出し現実は非常に厳しい。またサイン盗み騒動の余波でコーラ監督が辞任になるなどオフに暗いニュースが続いた。全米一熱狂的と言われるレッドソックスファンを満足させる戦いが見られるか。

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投手陣

昨季19勝のエデュアルド・ロドリゲスを中心に、エースのクリス・セールとネイサン・イオバルディの故障明けの二人がどこまでできるか。また今季から編成トップに招き入れられたハイム・ブルームはレイズ時代に斬新な戦略と若手の発掘で実績を出してきた若干38歳の切れ者。そのブルームが発掘してきたのが左腕のマーティン・ペレス。実績はもう一つだが新天地で花開くか。欲を言えばもう一人計算できる先発が欲しかったところ。

 

打撃陣

昨季ブレイクし201安打32本塁打のラファエル・デバース、33本塁打のザンダー・ボガーツ、昨季36本のJD・マルティネス、ここにベッツとのトレードでアレックス・バーデュゴが加入した打線はなかなか強力。下位打線にも実力者はいるが若干迫力に欠ける。あと昨季期待されていたアンドリュー・ベニンテンデイがブレイクスルーできなかったのが気がかりだ。打撃陣にもブルームが獲得してきたスピードが武器のホセ・ペラーザが加入し注目したい。

 

現状ではレイズと二番手を争う戦力。ワイルドカード狙いか。