恐れるなかれ

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クリーブランド・インディアンス MLB2020戦力分析 ~ア・リーグ/中地区~

夏前の成績次第ではリンドーア放出話しが再燃か。まずはプレーオフ進出を狙うのが基本線。

昨季は200奪三振カルテットの先発陣を擁し期待の高いシーズンだったが、地区4連覇を逃しプレーオフ進出も果たせず。生え抜きスターのリンドーア流出を阻止するため夏のトレード時期前に上位争いに食い込みたい。

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昔のロゴが懐かしいなぁ。かっこ良い。

投手陣

まずエースのコーリー・クルーバーをレンジャーズへトレードで放出。
昨季13勝のマイク・クレビンジャーと昨季開花しサイ・ヤング賞投票4位のシェーン・ビーバーを中心にアーロン・シーバリ、ザック・プリーサックと昨季MLBデビューした二人がローテションを狙う。また白血病で3ヶ月離脱したカルロス・カラスコも先発復帰予定。クローザーには昨季途中から移籍し34S(2チーム合計)のブラッド・ハンドが控え投手陣は安定している。
それをリードするのが昨季正捕手となったロベルト・ペレス。ゴールドグラブ賞をいきなり獲得し今年も活躍が期待されています。
 

打撃陣

1番から生え抜きスターのフランシスコ・リンドーア、昨季MLBデビューのオスカー・メルカド、スイッチヒッターのカルロス・サンタナと続き、昨季不振に陥ったホゼ・ラミレスが4番。5番には昨季37本のフランミル・レイエスが入り上位陣は非常に安定。ただ、それに続く選手層が薄く不安が残る。

 

まずはプレーオフ進出を狙うのが基本線だが、それが非現実的になってくると昨季に続きリンドーア放出の話が出るだろう。

 

さらにバッドニュース。昨季クルーバとのトレードでやってきた、エマニュエル・クラッセですが関係者の中では知る人ぞ知る人物。平均99マイル(約159km)のカッターを武器に春先に100マイルを計測し首脳陣を喜ばせた。
それもつかの間、現地5月1日に禁止薬物使用で80試合の出場停止処分を受けたのだった。今季は開幕が遅れている上、80試合の出場停止となれば今季はまず無理でしょう…。

 

 戦力は整っているが不安定でチームの転換期であることに間違いのないインディアンス。リンドーア放出の話が出ないことを祈るばかり。

 

偏見だらけのイチオシ選手

カルロス・サンタナ

www.mlb.com

インディアンスと言えばリンドーアになりますが、今季はこの選手でしょう。
スイッチヒッターでプルヒッター。しかも両打席ともプルヒッター。こういう偏りのある選手に魅力を感じるのはなんでだ。
普通はどちらかの打席が引っ張り専門とかならよくある話だが、両打席ともの珍しいタイプ。プルヒッターはガンガン振ってきそうで四球は選ばないイメージだが、108個の四球を選び出塁率は.397!わけ分からん!