恐れるなかれ

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アトランタ・ブレーブス MLB2020戦力分析 ~ナ・リーグ/東地区~

投打の若手が躍動し2年連続地区優勝。
今最も勢いのあるブレーブスが狙うは25年振りの覇権奪還。

昨季は地区優勝を果たしはしたが、同地区2位のナショナルズがワイルドカードから一気に駆け上がり世界一になった。それでも低迷期に獲得した若手が主力となりチームとしての未来は非常に明るい。

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 投手陣

昨季はリーグ5位の防御率は今年も安定。22歳のマイク・ソロカ(昨季防御率2.68)と26歳のマックス・フリード(昨季17勝)がついに覚醒し、この若い二人が投手陣を引っ張る。これに続くのはリリーフから先発に戻るショーン・ニューカム、昨季不振のマイク・フォルティネビィッチ。ここに新加入のカブスより通算163勝のコール・ハメルズ、マリナーズよりキングことフェリックス・ヘルナンデスの両ベテランを獲得。どちらも全盛期を過ぎたものの新天地でもう一花咲かせるか。
ただ頭数は揃ってはいるがこれと言った決めてがないのも事実で多少の不安が残る。

 

打撃陣

昨季37本塁打のドナルドソンが抜けたのは大きいがそれでもメジャー屈指の顔触れが揃う。
1番 ロナルド・アクーニャJr.(22歳/18年新人王、昨季41本塁打 37盗塁)
2番 オジー・アルビーズ(23歳/同リーグ最多189安打24本塁打 打率.295)
3番 フレディ・フリーマン(30歳/同38本塁打121打点OPS.938)
4番 マーセル・オズナー(29歳/同29本塁打※新加入)
5番 ニック・マーケイキス(36歳/通算2355安打)
6番 トラビス・ダーノウ(31歳/有望な若手が捕手が育つまでの繋ぎ捕手※新加入)
7番 ヨハン・カマーゴ(26歳/スーパーユーティリティ)
8番 ダンスビー・スワンソン(26歳/15年1巡目全体1位の有望株)
など、若手とベテランのバランスが良い。また昨季の打撃指標のほとんどがリーグ上位と大技・小技を絡めて得点も取れる点も強みだ。

 

再生期を脱し、野手陣の顔触れやマイナーには実戦向きの若手がひしめき合っている点を見てもブレーブス王朝はしばらく続きそうだ。
狙うは25年振りの世界一。